1.3 将棋のルールを理解する

将棋のルールは、将棋の駒を覚えるだけではない。
将棋というゲームの進め方、終わり方を正しく理解しなければならない。

手番が交互に来る
自分が指したら、相手が指す。
とても当たり前なのだが、この原則を忘れると駒をタダ取りされたりするなど悲惨な結果となる。

相手は自分が思った手を指してくれない
自分が手を指して、相手が何かの手を指す。だが、これも当たり前だが、相手が何を考えているのかは分からない。指して欲しい手を指してくれない。「勝手読み」とは、自分の都合の良いように解釈して読みを進めることだ。

最終盤はスピード重視
先に相手玉を詰ませたほうが勝ちというのは理解できると思うが、これは同時に相手より1手多く延命できれば勝ちになるということでもある。
お互いに詰めろ・必死を掛け合う「斬り合い」になった時に、相手陣への攻めばかり考えてしまい、自玉の安全を考えていないことは無いだろうか?「玉の早逃げ八手の得」という諺があるが、逃げる・受けるに1手費やすことで、相手よりも長く延命できることがある。手数計算と共に、詰めろ解除の方法を同時に考えよう。

入玉での勝ちもある
お互いに玉が相手陣に進み詰ますことが困難になると、盤上の駒(敵陣に進入できている駒)と持ち駒を点数化して数えて勝ち負けを判断する。大駒(飛車・角行)は5点、小駒は1点、玉は数えない。対局(大会)によって24点、27点、30点などルールが違うが、相手より点数が高ければ勝ちとなる。同点であれば引き分けとなる。
これはすなわち、最後まで勝負を諦めてはいけないということである。

時間
将棋の対局には「持ち時間」があり、その中で指し手を決めて着手しなければならない。
「切れ負け」は持ち時間が無くなったら負け、「秒読み」は1手を30秒や60秒以内に指せば良い。
序盤・中盤・終盤のどこで時間を使うべきかは難しい。なぜなら、対局によって手数が違うからだ。予め最終手数が決まっているようなゲーム(オセロなど)であれば、見込みを立ててゲームを進めることができるかもしれないが、将棋は選ぶ戦型、相手の対応策によって手数は違う。平均は100手と言われ、比較的早く終局する「横歩取り」は50手~80手。
多くの場合、終盤に多く時間を残すことの方が多い。それは勝ち負けに直結しやすい局面になっているから、慎重に読んで決断しなければならないからである。

反則しない
動かし間違い、二歩、行き所の無い箇所への打ち込み、連続王手の千日手、など将棋には反則手がある。王手放置は反則では無いがミスの一つ。
特に二歩には気を付けたい。流石に歩の上に歩を重ねて打つことは無いと思うが、例えば、底歩を打ってあるのに、敵陣に歩を垂らしてしまうなど。

助言は厳禁
大会などで横から「詰みがあるよ」などと口を挟む人がいる。全くの他人だった場合、どうなるのか分からないが、団体戦などで仲間内で教えるような行為があれば、それは多くの場合、反則行為となる。

その他
ルールではないが、考え方として「受けきり」という概念は覚えて欲しい。将棋は攻めるだけではない。相手の攻めを受けきってしまい、全ての駒を取り切ってしまえば負けは無いし、ゆっくり攻めていけば良い。加えて、相手に精神的ダメージを与えることもできる。

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