1.4 悪手

ひどく悪い選択のことを将棋では悪手と呼ぶ。
1.2 将棋は耐久力 でも少し言及しているが、悪手は形勢を損ね、逆転を不可能にし、いずれ負けに至る。

なぜ、悪手を指してしまうのだろうか?

1. 集中力の欠如によるミス
2. 形勢判断の間違い
3. 時間不足による検討不足
4. センスが無い

1. 集中力の欠如によるミス
ポカ、見落としなどの単純なミスは、集中力を欠いたことが原因だろう。
普段の生活の中でオンライン将棋をプレイしていても、テレビがついていたり、家族から話しかけられたり、宅急便が来たり、猫に邪魔されたりと、いとも容易く集中が途切れる。疲れていたり、酒に酔っぱらっていたりしても、集中力は持続できない。大会では周囲の騒音も多い。完全隔離された静かな場所で将棋を指せるのがベストかもしれないが、アマチュアのレベルでそこまでやるのはアマトップと言われる人たちだけだろう。

2. 形勢判断の間違い
形勢を適切に判断できていないまま判断し指してしまい、局面が進んだ後に気が付くというパターン。将棋では、どうしても判断が難しい局面というのが存在する。守るべきか・攻めるべきか、チャンスなのか・ピンチなのか、好転できるか、絶対に間違えられない局面なのか。
現時点で難しくて分からないのであれば、それはそれで致し方ない。感想戦や棋譜解析で後から学ぼう。その積み重ねこそが棋力を向上させる。

3. 時間不足による検討不足
時間が無いと、どうしても中途半端な状態で着手せざるを得なくなる。そうなると「指運」に任せるしかない。棋力が高ければ考えていなくても良いところに手が伸びる。検討が足りないと、多くの場合は悪手になるが、その時の悪手は「第一感」で指している。この第一感というのは意外と大切で、自分の悪い癖を知る一歩になる。自分が指した悪手を覚えておこう。

4. センスが無い
こう言ってしまうと元も子もないのだが・・
将棋を指していて、後から他人に指摘されて気が付く指し手がある。振り返ってみても、自分の力では探しきれなかったであろうことも分かる。しかも、その手が割と単純だったりすると、なんて自分はセンスが無いのだろうと思ってしまう。でも、それはしょうがない。ある部分は修正できるかもしれないし、もしかしたら全く修正できないかもしれない。
これはファッションセンスと似ているかもしれない。自らの個性で、更にそれでいてセンスが良いと言われるようになるには、相当の努力が必要だ。なので、初心者はファッションで言うところの小奇麗にすることを心がけると良いように思う。

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