1.10 初段になって嬉しいのか問題

1. 将棋とは

先週末に ねこまど将棋チャンネル vol.34 将棋「初段になれるかな」会議 発売記念トークライブを開催しました。私は配信係ですので画面には映っていません。相棒の @mcmaruyama が軽快に合いの手を入れてくれています。
YouTube からアーカイブを参照ください。

https://www.youtube.com/watch?v=uNhMdzHr3dU&t=1756s
初段になれるかな

放送後に「初段とは何か?」について高野六段から、江戸時代の家元制度からひも解いて説明を頂いています。
要点だけ言うと、現在の「アマの認定に基準は無い」ということです。これぐらいできたら初段だろうという目安はあります。

将棋は勝負事なので、たとえ3手詰めが解けなくても実戦で勝ち続ければ段級はあがります。もちろん定跡を知らなくても、手筋を知らなくても勝てば良い訳です。この「勝てば良し」が勉強を遠ざける理由の一つにもなります。「俺は本気を出せば勝てる」と根拠のない自信で、大会前なのに何もしないというのが良い例です。勉強してないといって実は闇練している人も居ますが、それは相当マジメな人です。努力を知られたくないシャイな人というだけです。

なお、自分の子どもが藤井七段のようになれると思っているのも根拠の無い自信です。(0.4 大人と子どもは違う でも少し言及しました)

そもそも「初段になって嬉しいのか?」という問題もあります。
初段は「低段者」でもあるので、高段者からボコボコにされるカモでもあります。級位者同士であれば勝ったり負けたりの優しい将棋だったのに、段になった途端に殺伐な世界に放り込まれます。そして、初段から二段、三段、さらにはその上に行くには級位者から初段になるよりはるかに難しい訳です。そしていつしか将棋を指さなくなってしまうのです。

それでも初段になりたいのは「免状が欲しい」という理由が一つ。
結構、お高いんですけど記念で欲しいんですよね。

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私の場合は、渡辺竜王、羽生名人の時の初段免状(2015年度)です。
今だと広瀬竜王、佐藤天彦名人の署名となります。高野先生曰く、今は免状が大人気だそうで3か月待ちも当たり前だとか。
そういえば三段免状を持っている某氏には、「そろそろ四段はどうですか」というハガキが来るらしいです。でも今は連盟の免状課も忙しいので積極的な営業はしていないかもしれません。

結局のところ、「初段って何よ」ということを放送後に雑談していた中では、

「女の子とカラオケに行って、
歌が上手いと褒められるぐらいのレベル。」


ということに落ち着きました。
決して、オペラ歌手になりたいわけでも、ミュージカル俳優になりたいわけでもなく、「アマチュアの割には上手いねと思ってもらいたいぐらいが「初段」だなと。自分より歌が上手い人なんて山ほどいるけども、身近な人にちょっと自慢できるぐらいのレベル感が鼻にもつかずいいんじゃないかと。

でも、将棋を知らない女の子とカラオケに行って詰将棋カラオケをやってもドン引きされるだけなので、趣味を混ぜるのは止めておこう。混ぜるな危険!

なお、書籍 将棋「初段になれるかな」会議 は、端的に良い本です。級位者には読みやすい内容ですし、「そうそう、そう思ってた」と共感できると思います。

さくらはな。さんは、かつて、私も4コマ漫画のモデルの一コマにしてもらったことがあり、将棋を始めたのも同じぐらいなので、私も負けないように頑張りたいなと思ってます。

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