2.10 初級者向け「次の一手」はどうあるべきか

次の一手 2. 棋力の向上
次の一手

「次の一手」って、基本的に難しいですよね。

いきなり局面を見せつけられて、良い手がある!と言われても、いや―こんな将棋自分では指さないし、と思ってしまいます。
いつだったか渡部棋王出題で、回答が大駒・銀と歩の交換というのがあり、「これ難しくてアマ高段者レベルの問題です」と笑いながら言ってました。将棋まつりでそんなの出すなー(笑)

「次の一手」で出題される問題は、指し手が広い(選択肢が複数ある)局面、3手一組・5手一組のように読まなければならない、ということが多いように思います。詰将棋と違って詰みを探すのではなく、好手・妙手を探すため、先入観なく盤上の局面を判断できる能力が必要です。稀に受けの一手が正解だったりするのも面白いです。たいていはヒント(小駒を使った決め手があります等)があるので、それをもとに考えれば良いでしょう。

大盤解説会での次の一手は、プロの対局でプロ棋士が候補手を提示し参加者が選択するという方式が多い。
 ① 候補手A
 ② 候補手B
 ③ その他

解説と聞き手が要る場合には、それぞれ候補手を出して、それ以外をその他の選択肢になります。
「次の一手クイズ」というように、いわゆるクイズ形式にすることによって、将棋が分からなくても運で当たることができます。
そして、「その他」を選ぶと当選確率が高いという都市伝説?があります。ニコ生で I 島七段が9つ選択肢を提示したのに全ては外れるということもありました。プロでも指し手を当てることが難しい局面というのはあります。A級のA八段の解説では高確率でその他になると本人がおっしゃってました。私もそれに乗って、A八段の揮毫入り書籍を2回連続頂いたことがあります。「私を信用していないから、その他を選んだんですね(笑)」と言われましたが(笑)。

さて、詰将棋はルールが厳密とういうこともあり、逆にそれが故に答えが分かることもありますが、初級者向けなら大雑把な問題でも良いんじゃないかと思うこともあります。

詰将棋にはなっていないので、以下、次の一手として出題します。

次の一手

良くありがちな終盤です。
ほぼ一目だと思いますが、こういうのを秒読み(30秒)の中で間違えないようにするという基礎訓練が必要だと思うのです。

実戦では1手詰めを逃したりすることもあると思います。私もあります。
1手詰めハンドブック(浦野八段)は偉大な本だと思います。それと同時に、「詰みがある!」と気が付けるようになるために、自分の実戦で良い例題を見つけたら出題していこうと思います。



分かってしまえば難しい手は一つも無いのに、焦ったり、難しく考えすぎたりすると見えなくなってしまいます。だから将棋は難しいですね。冷静に指そう!

*局面修正しました(汗

コメント

  1. 不詰将棋指し より:

    3一馬から入っても1二玉2一銀不成で詰みませんか?

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