2.2 思考プロセスを修正できるか

2. 棋力の向上

思考プロセスの修正

将棋では「筋(すじ)」という言葉が良く出てくる。
筋が良い、筋が悪い、筋に行ってる、筋だね。
理に適っている指し手であり、今まで膨大に指されてきたであろう経験値の縮図のようなものだろう。
理論経験の省略なり 」という言葉は将棋にも通じるのかもしれない。

将棋は、まずは考えて先を読み、それが正しかったかどうかの検証を続けることによって適正な思考プロセスが脳の中に構築される。対局中、自分が何を考え、どのように判断し、どう決断したのか、ということを覚えるには、自分の指した指し手と局面を覚えていなければならない。つまりは、「対局後に並べる」ことができるかどうか、ということだ。

もし完全に覚えられないのであれば、棋譜をつけながら指すと良い。昨今はスマホでも高性能の将棋ソフトが入っていることから、大会等でのスマホ利用はしない方が良い。棋譜用紙で棋譜を付ける余裕は無いだろうから、誰かに棋譜をとってもらうのが良い。

さて、思考プロセスを確かめ、修正するのに一番良い方法は指導対局である。

上の図は、私の指導対局の反省ノートである。
課題局面で自分がどのように考えていたのか、正解手は何だったのか、なぜ正解手を導けなかったのかをまとめている。次に同様のミスを犯さないように、棋士からのフィードバックを頭に叩き込む。

指導対局は、対局後直ぐにプロの考えを聞けることだ。
毎回、何らかの課題を持って指導対局を重ねていけば、適正な思考プロセスを身に着けられると信じている。そうすれば将棋が強くなるだろう。

人間は固定概念の塊だと思うし、自分を強く信じすぎていることも多い。時にはそれでも良いのだけれど、冷静に他人の意見に耳を貸せるようにならなければ成長は無い。だからこそ、良い先生に巡り合うのは大切である。

なお、指導対局にも相性がある。自分に合った指導内容となる先生に出会えるかどうかが大きい。それについては、また別稿で。

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将棋上達の心構え

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