1.11 「勝つために楽しいという感情を捨ててきました」(盤上のアルファ)

1. 将棋とは

盤上のアルファ

「勝つために楽しいという感情を捨ててきました」
これは、ドラマ 「盤上のアルファ」第3回での伊達七段のセリフです。

感情が人間に及ぼす影響は大きく、特に知的ゲームである将棋においては、ちょっとした心の揺れが勝敗に大きく関わってくる。勝ったと思えば油断するし、悲観しすぎては勝ちきれない。感情のコントロール、いや、感情を無にして盤上に没我できるようにならなければ将棋に勝つことはできない。

しかし、アマチュア弱プレイヤーの私にとっては、将棋は人生でも芸術でも文化でもなく、お金も掛けていない。単なるお遊びゲームである。だから感情を捨てる必要は無い。でも、勝敗に一喜一憂して局後の振り返りを怠ると、棋力を深めることはできない。

人によって、喜怒哀楽のどれがモチベーションドライバーになるのかは違う。
勝つと誰かに褒められてばしいから、負けると悔しいくてりの感情があるから、負けしくなり後悔したくないから、率直にしいから。
いずれにせよ、心の持ちよう = 精神のコントロールが必要だ。
そして、「将棋が好き」なのには変わりは無くても、内在するエネルギーの在り方はそれぞれだから、単に「将棋は楽しい」だけでは説得に欠くこともある。うまく、その人に合った精神コントロールがなされるようにサポートしたい。
たぶん、そいういうのは大人も子どもも同じだと思う。子どもは大人が思うよりも大人だ。

将棋に精神的支柱は必要か?

私は指導者ではないので知らないのだけれども、強くなるために精神をコントロールしなければならないということは、誰が教えるのだろうか?子ども相手の場合、何歳ぐらいになったら精神的なアドバイスあるいはサポートをすべきなのだろうか?あるいは勝手に自分で気が付くまで放っておくべきなのだろうか?

テニスの大阪なおみ選手の精神的成長がコーチによってもたらされ、大きな結果を出したことは有名な話である。スポーツでは試合中にコーチが直接的に声を出して激励(指示というより精神的なサポート)をしているシーンを目にする。あるいは観客の声援が時には大きな精神的支柱となる。

私は将棋の局後のプロ棋士の敗戦の弁を聞くようにしている。
そこには盤に対峙している時には無い人間の感情が垣間見える。
人間同士の将棋だからこそ、勝者と敗者がいるからこそ、人間とは何かを考えさせてくれる。

ドラマ 「盤上のアルファ」

「盤上のアルファ」で伊達七段を演じるのは、ワタナベエンターテイメント(加藤一二三九段も所属)に所属する堀井新太さん。棋士の雰囲気を感じさせてくれる良い役者さんですね。斎藤慎太郎王座を意識した配役なのでしょうか?斎藤王座もスマートに女教師を誘ったりするのでしょうか。将棋関連のドラマは、どうしても棋士を重ね合わせて見てしまいます。玉木宏さんは銀杏さんか?

さて、アマチュアである私も対局においては冷静であることを肝に銘じている。
そのために棋士を気取って扇子を持ってみたりする。
効果のほどは分からないけれど。

 

参考情報

【放送予定】2019年2月3日(日)スタート
毎週日曜[BSプレミアム]後10:00~10:49(全4回)

【原作】塩田武士『盤上のアルファ』

【出演】玉木 宏、比嘉愛未、上地雄輔、野々すみ花、安井順平、堀井新太、夏子、岡 まゆみ、原 日出子、石橋蓮司、近藤正臣 ほか

【脚本】山岡潤平

【演出】岡田 健

【制作統括】佐野元彦、髙橋 練

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