スーパーファミコンの森田将棋は、3つのバージョンが存在します。
① 1991年 初段 森田将棋
② 1993年 早指し二段 森田将棋
③ 1995年 早指し二段 森田将棋2
今回は、
② 早指し二段 森田将棋 SFC / 1993年 / セタ
です。
既にレビューしている 初段、早指し二段2 の間に発売されたバージョンです。
パッケージとカートリッジ
題字は故 大山康晴十五世名人によるものです。
マニュアル
平成7年5月末まで「段級位推薦申込」を受け付けています。
対局
さて対局です。
既に後継版をプレーしているので強さの程度は分かっています。
あとはスピードがどのぐらい対応しているかという点です。
スピード 良し
強さ 3級ぐらい
私の判定です。
鋭い手は指してきません。でも明らかな悪手も少ないです。
相掛かりと角換わりは、そこそこ指します。たまに振り飛車にもします。
横歩は取りません。
2級以上あれば負けることはありません。速度も快適で初級者の練習相手にはちょうど良いです。
免状争奪戦
最後の「100手以内勝利」が難関です。
この条件は前作と同じです。そして後作では300手以内と変更がされています。
まず負けることは無いのですが、ソフトは最後に無駄王手ラッシュをしてきます。持ち駒などが多いとその分の手数が増えるのです。
なので80手前後ぐらいには詰めろの状態になってなければなりません。
クリア画面
何度か挑戦し100手の壁の前に立ちつくすこととなりますが・・・
角換わり3連荘で3連勝です。疲れた。。
免状獲得
会長 二上達也
名人 中原誠
竜王 谷川浩司
なんとかクリアです。
1993年のスーファミソフトですが、初級者なら遊べます。
ただし、100手勝利のためだけにやると棋風がおかしくなるので、ほどほどにしておいたほうが良さそうです。