見届け人に申し込む
「将棋 × コンピューター × インターネット」から新しい文化を生み出し続けるニコニコ動画が打ち出した新制度「見届け人」。第4期叡王戦七番勝負では盤側で対局を見届け、第5期叡王戦予選では振り駒の大役も果たすことなった。
先のタイトル戦では日程の都合もあり申し込めなかったので、第5期の話題を目にするとすぐさまクラウドファンディングのサイトに行き、スマホからポチっとした。四・五・六段戦は5万円。タイトル戦時の百万円の20分の1なので逡巡することも無い。
今回は「四・五・六段」の決勝対局数は6。
そのどの対局になるかは運営から抽選の連絡を待つしかない。
私は特に特定の棋士の対局を望んでいたわけではないので、どの対局でも良かった。
強いて言えば里見女流六冠の決勝を見る可能性がある四段予選が第一候補であった。あとは顔見知りの棋士の対局だったら嬉しいなと思いつつも、見届け人なので公平に対局を見なければならないので、やはりどの対局となっても冷静に役目を務めようと心に決める。
(2525円上乗せして応援)
その後、7月中旬に叡王戦運営事務局からの連絡で割り当てが四段予選決勝と決まる。
日程は9月28日土曜日と好都合。(9月30日から米国出張が決まっていた)
第5期叡王戦 四段予選準決勝・決勝
古森 悠太 四段 対 本田 奎 四段
大橋 貴洸 五段 対 斎藤 明日斗 四段
2019年9月28日 19:00~
勝者 対 勝者
ニコニコ生放送
https://live.nicovideo.jp/gate/lv321909684
解説 佐藤秀司 七段
聞き手 貞升南 女流初段
両先生の指導対局を受けたことがありますが面識があるというレベルではありません。
でも知っている先生で良かったです。
四段予選 過去の本戦出場者(段位は当時)
第1期 青島未来 四段
第2期 佐々木大地 四段
第3期 藤井聡太 六段
第4期 竹内 雄悟 五段
誰が勝ち抜けるか?
本田 奎 四段
斎藤 明日斗 四段
全く分かりません。
本田四段のみ指導対局を受けたことがあり、他は生で見たことがありません。
誰が勝ち抜けても本戦で台風の目となりそうな棋士たちです。
準備
特に準備することは無いのですが、振り駒だけはちゃんとできるようにしておきたいと思っています。
練習将棋や社団戦などでも絶対に自分で駒を振らないのですが、今回ばかりは振らなければなりません。
あとは正座ですね。長い時間は無理だな。
挨拶
「私は第2回電王戦を見て将棋の楽しさを知り、将棋を観戦し、将棋を指すことが大きな趣味となりました。今回はその感謝の気持ちを棋士・女流棋士、ニコニコ動画、各スポンサーなど関係する皆様に感謝の意を表したく見届け人として応募しました。四段予選は若きライバル達が激突し、これからの棋界の背負っていくであろう棋士が生まれる場であり、その瞬間に証人の一人として立ち会えることを、少し緊張しつつも楽しみにしています。叡王戦らしい熱戦を期待しています。」
よろしくおねがいします!